養護学校中学部3年・1学期の終了(2005.7.22)

やや緊張気味にはじまった養護学校への編入ですが
学校がはじまってから2日目には「表情が全然違う」と
知り合いの人にいわれるくらいでした。
ゆったりと流れる時間の中で、
クラスの友達にも親切にしてもらい
楽しみながら自分のペースにあわせた学習や
各種活動をすることができました。
毎日、楽しいことがいっぱいで、そのへんは生活ノートを
読んでいただければわかると思います。
家での様子も昨年とは違って、笑顔もでるし
いろんな話もたくさんするようになりました。
やはりセリカにとって中学校はかなりレベルが高くて
しんどかったんだろうなと思います。

養護学校ではいわゆる勉強というのは国語と算数で
国語は、音読をしたり漢字を書いたり視写をしたり
簡単なクロスワーパズルや学習プリント、
算数は、数字に従っての線引きと、
繰り上がりのある足し算を、算数積み木を使ってしています。
ほか、農耕で野菜や花を植えたり(畑作りからスタート)
パソコンで、その農耕の観察記録を作ったり
木工ではのこぎりと釘の使い方を習って鍋敷きを作りました。
被服の時間は、針の糸通しからはじめて刺し子で
コースターを作りました。
音楽は歌を歌ったり、踊ったり、楽器をつかったり
一度参観もしましたが、楽しそうにやっていました。
機能訓練は、自立活動の時間に、からだをリラックスさせることから
からだの機能をうまく使えるような訓練をしてもらっています。
朝はグラウンドを走り(もしくはウォーキング)、野球やボール投げなど
運動もけっこうしていたようです。
何よりも同じクラスの友達との関わりがあって
友達の話もたくさんでるようになったのが嬉しいです。

05.6.29 インパチェンス

収穫したきゅうりを手にするセリカと、種から育てたインパチェンス

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