療育手帳再判定(2004.11.24)
療育手帳の再判定があり、判定はAになりました。
実年齢があがっているぶん、分母があがっているのですが
二年前はできたことができなくなっていることもあり
そのぶんが響いたようです。
何ができなかったかというと社会性。
たとえば、「友達のおもちゃをこわしてしまったときに
なんというか」という質問で、
2年前には「ごめんね」と答えがいえたのに
今回は無言だったとのこと。
そのほかの質問にもあんまり声をだしてこたえなかったらしく
年齢なみにできることもあるのですが
結局レベルはトータルで4歳になったそうです。
(二年前は就学前レベルだったので6歳。)
この2年、学校で接するのは先生くらいで、
友達との付き合いというものはほとんどなかったので
こういう結果になったようです。
この結果もうけて、春からの進路は養護学校に決めました。
もともと2年間という限定でクラスを作ってもらっていたし
中3になったらどうするかは、そのときにセリカの状態をみて、
と思っていたのですが、セリカにはやはり友達が必要だし、
まわりにおなじような子がいるゆったりとした環境で
セリカのペースですごせるのが望ましいと考えました。
4歳児というと幼稚園児みたいなものですから
そういう子が中学校ですごすのは、
やはり難しかったかなあと思いました。
しかしこの頃から、学校の熱心な取り組みも
ちょっとずつ効果をあらわしてきたようで、
「ほめて自信をもたせる」という方法に
セリカも学校の話を少しずつですがするようになりました。