耳鼻科入院(1998年7月)・8歳の誕生日

1歳半の頃の中耳炎以来、左耳に鼓膜穿孔があり、
定期的に通院していた。
小学校に入る頃に手術をしてふさぎましょうといわれていたが、
入学前の春に受診したところ、すでに予約がとれないくらい
予定がいっぱいとのことで
今年は早めに予約をしておいて、夏休みになったら
すぐに入院して手術する ことになった。

初日は個室だったので、セリカが寝てから帰宅し、
翌朝早くでかけたらすでに目をさまして泣いていた。
病院においていかれたのかと思ったらしかった。
家族がみなそろい、手術前の説明もきいて、
セリカは手術室へ入った。
今回も全身麻酔だが、簡単な手術でもあるし、
合間に食事にいけるくらいの気楽さだった。(時間も短かった。)

手術は無事終了して部屋に戻ってきたが、
痛いといって涙をながしていてかわいそうだった。
その日は私が泊まったが、特に問題もなく、
順調な快復ぶりとのことだった。
翌日はだいぶ痛みもおさまり、大部屋へ移動。
耳鼻科と外科と整形外科の混合病棟だったが、
同室の方と仲良くなって
みなさんに親切にしてもらった。

最初の数日間は、実家から母がきてくれたので病院に泊まったが、
そのあと二週間は、セリカ妹をつれて朝から晩まで病院に通った。
(長女はおばあちゃんちといとこの家に泊めてもらった。)
起きてすぐでかけたが、病院につくと、
もう窓からセリカがのぞいて手をふっていた。
私とセリカ妹は、ご飯も三食、病院で食べて
一日セリカといっしょにいた。
(クーラーバッグに食べるものも持参したり、
近くのスーパーにいったり。
 セリカもちゃんと待っていられる年齢だから楽だった。)
テレビもあったし、ベッドの上で妹と遊んだり、
宿題をしたりしながらすごし
夜は寝かせる準備をして(注射もして、おしめパンツもはかせて)
消灯とともに帰宅した。
ひまわりのお友だちや先生がお見舞いにきてくれたときは
本当に嬉しそうだった。
予定通りの三週間を過ごして、無事退院。
2年生の夏休みは病院でおわった。

ずっとベッドの上だったので体力が落ちたかと心配したが、
すぐにまた元の生活に もどり、
2学期も元気にすごすことができた。

8歳の誕生日 いもほりえんそく

左・98.9.28 誕生日パーティーを教室で。ケーキは粘土でできている。
右・98.10.16 いもほり遠足

連合作品展 あっかんべ〜

左・98.10.23 連合作品展 仲良くポーズ
右・98.10.23 おなじく、みんなで「ベー」

ケーキ作り、真剣。 クリスマスカードをつくりました

左・98.12.22 ひまわりのケーキ作り。二年目。
右・98.12.24 きれいなカードをつくりました

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