日々の暮らし その8

1月6日(月)
年末年始は実家で遊びまくり。

映画編
初日は早朝出発で9時過ぎには実家についた。
ショッピングセンターの中にある映画館で「ピーターパン2」をみるべくさっそくおでかけ。
(夫は同じ場所で「K-19」の映画にいくことに。)
サリーはこの年にして映画館初体験、セリカは二回目。
(一度目は「アラジン」の字幕スーパーだったのでさっぱりわからなかったみたい。
そりゃそうだろう^^; 私も結婚後初の映画だったので嬉しくて
字幕だということにまで気がまわらなかった。ごめんね〜、せりちゃん。)

テレビでドラえもんやコナン君の映画が入ってもストーリーについていけず投げ出して
しまうサリーなので、今回もさんざん「途中で帰ろうとかまだおわらんの?とか言ったら
もうつれていかないよ」と念をおしておいたが、予告編や同時上映の短編映画を含めて
1時間半。映画そのものは1時間ちょっとだったので(さすがお子様映画)
退屈せずにずっと楽しめたようだ。よかった、よかった。

お買い物編
雑貨屋さんでこまごまとしたメモ用紙やシールなんかをみてまわるのが大好き。
今回、セリカとサリーは2人でディズニープリンセスの福袋をGET。
中味はというと、お姫様のクッション、お弁当箱、ポーチにバッグにマガジンラックに・・
「買ってよかった〜〜〜」と感激するような内容だった。
セリカはお年玉でお姫様のランチクロスとお箸も買ってお姫様シリーズを完成。
お姫様福袋 お姫様グッズ

ランチクロスにお箸
さらにトイザラスで、誕生日のときからしつこく言っていたリカちゃんの「長袖パジャマ」
を見つけ、ようやく手にいれた。買わなきゃ一生言われつづけたことだろう。
さらにそのそばにあった宝石つきドレスをお年玉がわりに買ってやった。
セリカの好きなピンクとサリーの好きな青があって、大きなピンクダイヤモンド(笑)と
ブル―ダイヤモンドのほかに、金色のキラキラハートや銀の飾りなど、
ドレスとネックレスと指輪にそれぞれ付け替え可能になっているうえに
ティアラまでついていてサリーの目はハート。
(でもこんな豪華なドレスなのに1200円!!昔はもっとしたよね?)
パジャマ ピンクのドレス ブルーのドレス

実家編
実家ではインコのいっちゃんがアイドルに!
生き物苦手なセリカも「いっちゃん、いっちゃん」とあまりにもずっと遊んでいるので
他の子どもたちがいなくなってセリカ一人家にいるようになったらインコを飼おうか、
という話もでたくらい。(今すぐ飼わないのは出かけるのが好きな一家なので
おいていったりしにくいかなと思って。)

実家の父は今は家にいるが、たまに友だちの漁師さんのお手伝いにいくので
かわりにお魚をもらったりすることがある。
今回私たちが帰ってきているので、いっぱいわけてくれた。
ちょっと傷がついて売り物にならないというぶりは買えば数千円?
傷なんかまったく気にならない私たちはおいしくいただきました。
かに〜 ぶり&かわはぎ

1月22日(水)
小学校卒業前にオルゴールを作るというのでセリカも初めて彫刻刀を使うことになった。
先生は「かなり怖いのですがやらせることにします」、といわれ、昨日は持ち方や
手を置く場所をおしえてもらってちょっと彫ったみたい。
刃の先に手がなかったら絶対切れないにきまっているのに、私も長女も
彫刻刀でうっかり切ってしまった過去あり。。。。(←粗忽もの)
先生がしっかりサポートしてくれていて、さらに慎重派のセリカなら大丈夫かな。
それにしても校歌のオルゴールって昔も今もかわっていない。

1月23日(木)
今日は小学校の参観日にいってきた。2時間目と3時間目が参観なので
最初に2年生の算数をみにいってから、ひまわりへ。
ひまわりは国語の勉強でお買い物ごっこをしているところだった。
売る人と買う人を順番にやっていて、セリカが買う人のときは
シチューの材料とデザートを買うというもので、お店の人への挨拶からはじまって
「玉ねぎを1個ください」とか「いくらですか」ときいておもちゃのお金を払う練習もあり。
デザートには好きなものを買ったらいいといわれてイチゴと桃をえらんでいて
高いからあまり食卓にでないのに(でないから?)・・とちょっと苦笑い。
その後3時間目には図工で彫刻刀を使うので、カメラもしっかりもっていった。
最初は先生に手をもってもらって、手の位置や動かし方などを教えてもらっていたが
途中私もやってみたけど、力がはいっていて緊張の一瞬だった。
出来上がるまでには膨大な時間がかかりそうだ。

彫刻刀をつかうせりか

2月4日(火)
中学校の入学説明会があり、特にこれといって目新しいことはなかったが
最後のほうに「入学式までに身につけてほしいこと」としていくつか書いてあったことが
見事に逆をいっているなあと思った。
言葉を正しく使う、自己中心的な生活から抜け出し夜型生活をやめ朝方にかえる、
ながら勉強をやめる、家事の手伝いをして責任感忍耐力などを育てる、テレビ・マンガの追放、
その他いろいろ。。小学校のときにはなんともなかったのに中学校に行きだしてから
どんどんそっちにむかっていっているようだ。。

2月6日(木)
昨日はセリカのときに幼稚園でいっしょだったお母さん達と久々にお会いした。
たまに会う人もいれば本当に卒園式以来の人もいてたいへん懐かしかった。
みんな6年生で体格の話やら学校の話、中学校の制服の話や、幼稚園時代の笑い話など
話がつきることなく盛り上がる。セリカも背が伸びたと思っていたけど、やはりみんなの話を
きいていると小さいほうだった。大きい子はすでにお母さんをおいこしていたりする。
うちみたいに小学校低学年の子がいる家や、数年後には孫を抱いているかも、
という人もいて、子どもの年齢が多岐にわたっているのでいろいろな話がきけて楽しかった。

2月20日(木)
昨日一昨日と上ではインフルエンザの長女が、下では学年閉鎖のサリーがヒマヒマ生活。
特にすでに元気なサリーはヒマをもてあまし、夕方療育センターにいっしょにいったら
ここぞとばかりはねまわっていた。
帰宅後、セリカがまさかの発熱。(でもこれだけ流行ってるんだからまさかってことはないか。)
頭がふらふらする・・と床にたおれこんだので、これはまずいと思ったら体が熱い。
うううう(T_T) 母ショック。。。
お願いしてあった中学校の体験入学がキャンセルになったのが痛かった。
秋からお願いしてあり、間にはいってくれた先生やいろいろ準備してくれていたらしい
中学校や、いっしょにいくはずだったお友達にも迷惑をかけてしまった。
セリカがそんなにぐったりしてはいないことが救いだけど。

(この週はひまわりの同じクラスの子がずっとお休みで、セリカはマンツーマンで
みてもらっていた。その後いれかわりでセリカが欠席。全員そろうのは週明けになった。)

3月1日(土)
昨日は6年生を送る会。
セリカはひまわり教室の劇で「泣いた赤おに」のナレーター。
ひまわりは5人しかいないので各学年の仲よし学級から役者のお手伝いを募り
仲よし学級のない学年は、歌や効果音で参加してもらうという、全校に
かかわってもらってできた劇だった。
セリカは言葉をはっきりと言えるように何度も練習した成果があって
泣かずにきちんと言えていた。ほっ。
ひまわりの出し物は毎年あり、その年によって合奏だったり劇だったりいろいろだが、
普通ならまずない、全校を前にしてのソロのピアニカや笛があるので
親のほうが緊張していた今までの送る会のことを思い出した。
6年間が長いようであっというまだったなとあとしみじみ・・。
送られるほうの6年生では合唱と合奏に参加して、こちらも無難にこなしていた。

  ナレーション

3月3日(月)
2月に予定されていた大なわ大会が結局中止になったそうで
めずらしくセリカが「大なわ大会、なくなった。
せっかくせりちゃん、いっぱい練習したのに」と残念がっていた。
なかなかとべない一斉跳びができるようになったので
本番が楽しみだったらしい。
サリーはというと、なくなって大喜びだった(~_~;)

3月4日(火)
ひなまつりのお祝いはひなまつりメニューにしただけだけだが
いつもと違うお皿に盛るくらいで喜ばれた(^^)
おひなさまかまぼこや、ふだんはみかけないはまぐりも大量に売っていて
うまく商戦にのせられているが、子どもが喜ぶならいいよね。
ひなケーキはもうじきサリーの誕生日で食べるからと作らず、
桜餅とひなゼリー、それと前からお雛様にお供えしてある
ひなあられやひなチョコに、わたがしをおいしそうに食べていた。(食べてばっかり)
3月3日をすぎたら片づけないといけないようだが、とても一人でやる気は
しないので、週末までもちこす予定。

おひなさまメニュー

3月6日(水)
昨日で療育センターの言語訓練が最後だった。
(本来は第三週にもあるが、先生が出張なので今回がラスト)
10年以上もお世話になって、その間ずっと、訓練はもちろんのこと
愚痴もきいてもらったし、相談にものっていただいたし、
途中で生まれた彩里衣までいっしょに訓練室にはいって
めんどうみていただいた。まだ運動訓練がもう1回あって
その後も長期休暇には経過観察ということで受診するので
これでまったくおしまいというわけではないが、今までのことを思い出したら
もう涙がでそう。
お花とセリカからの手紙を渡していっしょに写真をとってもらった。
先生、長い間どうもありがとうございました。
ところで、帰りの車で余韻にひたっていると、サリーが無邪気な声で言った。
「なあ、お姉ちゃんは10年も通っとったのに、なんで、はきはきしゃべれんの?」
「む・・(-_-)通ったからこんなにしゃべれるようになったんだよ。通ってない時は
ほとんどしゃべれなかったんだから」と、気をとりなおして答えたが、そこでしんみり
気分はふきとんでしまった。
「大人になったらはきはきしゃべるん?私くらいに。」
「今でもおうちでは大きい声でしゃべってるからそうなるんじゃない?」
「ふ〜ん。」その間、セリカ・・無言(~_~;)

セリカと先生

3月7日(木)
このあたりは中学校に給食がないので、3月の給食は6年生のリクエスト給食で
おいしそうなメニューばかり。毎日、給食の献立表をチェックするのも日課になっている。
今日は「給食いっぱい食べるから、朝ご飯ちょっとにして」といって、二人とも
ささやかな朝食をとっていった。
今日はカレーピラフに春雨スープ、デザートはフルーツヨーグルト。
いいなあ〜。

3月14日(金)
3月の給食はおいしそうなものばかりだが、今週は特に、献立表にのっていない
オマケがついてますます大人気。クレープやプリンアラモードやフルーツゼリーが
でたりしているそうだ。(羨ましい!!)
今週は毎日、「朝ご飯ちょっとにして」と給食にそなえている子どもたち。笑
今日ももちろん少なめのご飯にしていった。
しかしこの忙しい時期に病院の外来があり、いったん学校を抜け出してまた
つれていくという予定になっている。
もし何かいつもより余分な検査が入っても、春休みにきますからと断って
絶対給食の時間だけにはまにあわせるから、と約束してある。
(授業をつぶしても給食はつぶさないという予約時間・・・)

3月17日(月)
今日午後から中学校の体験入学をさせてもらった。
5時間目の英語の授業を見学。
簡単な歌と、動物の名前や泣き声をわかりやすくおしえてくれた。
6時間目の数学の時間には、中学生はそれぞれのプリント、
セリカは持参の計算問題集を、もう一人の子も今やっている勉強をやっていた。
緊張もあって、まちがったら涙する場面もあったが、なんとか涙をふいて終了。
その後、懇談の時間があり、昨年の秋に、すでに中学校にお話しにいったので
そのときと同じようなお願い(今の続きの勉強をさせてほしいというようなこと)や
中学校の話などをしてもらった。
2クラスで、先生も2人はいってもらえることになり、ありがたい限り。
まだ卒業式まではそっちのほうで頭がいっぱいなので
おわってからゆっくり準備することにしよう。

3月18日(火)
毎年6年生が調理実習をして、先生方を全員招待するお別れ会食があった。
お姉ちゃんのときは、家庭科の教科書にでているサンドイッチとフルーツポンチ
だったような気がするが、今年は各班で好きなものを作ったらしい。
セリカの班はチャーハンとスープを作ったそうだ。
ひまわりだけでお別れ会食はないので(卒業生ひとりのため)
それも兼ねてもらい、先生方にお礼の手紙を書いていって、それを読む場面も
つくってもらった。
先生方はもとより、給食のおばさんや保健室の先生など、学校中の先生に
本当にお世話になっていたので、ただただ感謝の気持ちがあるばかり。。

3月19日(水)
卒業式前日。日に日に涙腺はゆるく。。。(~_~;)
今日はひまわりでお別れ会をしてもらい、セリカは全員に手紙とプレゼントを渡した。
(折り紙、バッジ、カップケーキと全部お手製)
手紙もそれぞれの相手にあわせてちょっとずつ内容が違っていて感心した。)
みんなからはメッセージと似顔絵を書いたペンダントをもらった。
メッセージのひとつひとつに感激したが、5年生の男の子の「ほんとうはセリカちゃんが
そつぎょうするのはうれしくありません。」にはじ〜〜んときた。。
一年後に中学校にくるのを待ってるからね!
2年生との交流の様子を書いた全校向けのプリントに2年生の子と
ひまわりの子の言葉が載せてあったのだが、この男の子が「(2年生の子が感想で)
せりちゃんのこともやさしくいってくれて本当に嬉しかったです。」と書いていた。
どうもありがとうね、Tちゃん。。。
通知票に書いてあったコメントを読んではうるうるし、ひまわりのお母さんが
「卒業式の練習でせりちゃんがしっかりやってるのをみたら泣けて泣けて」と
言ってくれたのを聞いてはうるうる。。。
明日はハンカチ3枚かはたまたタオルか?!

お別れ会 ペンダントをもらいました

みんなでいっしょに

さらにこの日は療育センターの本当に最後の訓練の日。
もう涙はとめられない?!と思ったけど、中学校の先生が見学に
こられることになったので、そういう展開にはならなかった^^;(よかった)
(詳しくは療育についてを参照)
O先生とも長いおつきあいなので、母のほうが寂しいくらい。
先生、どうもありがとうございました。
たまにはメールくださいね!

O先生と

3月20日(木)
6年間お世話になった小学校もついに卒業式の日がやってきた。
卒業式では、セリカは全て他の6年生と同じように行動していた。
入場も、掛け声にあわせて立ったりすわったりするのも
みんなからおくれずにやっていた。(けっこうすごいこと)
証書をうけとるときはひまわりの担任の先生から名前をよんでもらって
しっかり返事ができた。壇にあがるときは大丈夫でも、おりるときが
あぶないので、前の順番の子が壇の下で待機してくれていて、
セリカがおりるときにさっと手をのばしてくれていた。それもすごく
自然なかんじになっていて、今までにもいろんな場面で助けてもらったことを
思い出して本当にありがたいなあと思った。
校長先生の式辞の中にも、一人一人にむけたメッセージがこめられていて
じ〜〜んときた。(T_T)
たぶん緊張していたと思うのに、お別れの言葉もしっかり大きな声で言えた。
6年生といっしょに退場して、6年教室へ移動し、先生からの言葉をいただいて
今度はひまわり教室へ行った。先生方と写真を撮らせてもらっていると
早くも卒業生が外の花道を退場の時間になったらしく、「せりちゃん、早く〜」
と呼ばれ、タオルの出番はなかった。笑
外に出てからもいろいろ話をしたり、写真を撮ってもらったりして
「せりちゃん、また顔みせにおいで」と先生に言われた瀬里花は
すっかり「明日も行く?」とその気になっていた^^;
またいつでもあえる、と思っているから、大人みたいに別れが悲しく
ならないのかも。
私はというと、まだ下がいるから小学校と縁が切れるわけではないけど
セリカは本当に思い出されることが多くて、感慨深いものがあった。
最初から最後までお世話になって、楽しい学校生活をおくらせてもらい
どうもありがとうございました。
帰宅後、ひまわり1組のお友達が花束をもってきてくれた。
学校には前の担任の先生や幼稚園から祝電もいただいて、まわりのひとたち
みんなに大事にしてもらっていて幸せなセリカだ。

祝電 おなじく祝電 歌をうたっています

先生といっしょに 外で先生と記念写真  

家の前で 証書を手に

 いただいたお花 

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